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規格について

基本的な安全基準である規格は、様々なレースで参加者(レーサー、ドライバー、クルー、救護隊など)に提供されています。これらの規格を決定する統括組織は、製品が安全マークを得るために受けなければならないテストのリストを作っています(火炎にさらされる長さ、製品やコンポーネントへの加圧、様々な衝撃へ様々な角度からの耐久性など)。製造メーカーからそれぞれの製品のサンプルが複数(サイズ、オプションなどにより)、統括組織が承認するテスト研究所に送付され、製品が全ての要件を満たした場合、認証が与えられます。最も一般的で最も厳しい規格の概要をご覧ください。

レーシングスーツの規格

FIA 8856-2018規格

・未加工の素材とレーシングスーツを変更することは禁じられています
・デザイン要素(ストライプ、パイピングなど)はアラミド繊維を使用(ISO 15025A 規格)
・ショルダーパッドは義務
・刺繍はレーシングスーツの外側のレイヤーのみに加工
・ワッペンの裏はISO 15025A 規格に準拠し耐火
・ワッペンをつける糸はISO 15025A規格に準拠し耐火

・保護を最大限にするため、全てアラミドアンダーウェアを着用することが推奨されます

 (長袖タートルネック、長ズボン、バラクラバ、靴下)
FIA8856-2018規格の全文はFIAのウェブサイトをご覧ください: www.fia.com

TPPテスト(熱保護性能)

ファブリックを標準的な熱にさらし、ファブリックにかかる熱エネルギー量を測定します。

熱エネルギーはファブリックの裏側に触れている皮膚に2次熱傷を引き起こす原因となります。
SFI 3.2A レベル 5 認証レーシングスーツ (FIA 8856-2000 認証レーシングスーツの性能に近い)

はTPPの結果19を取得する必要があります。
SFI 3.2Aレベル 20規格に必要なTPPは 80です。
Stand 21 レベル20のDragster レーシングスーツのTPP:5レイヤー=95  6レイヤー > 100

規格そして有効期間
FIA 8856-2018認証に基づくレーシングスーツの製造から10年。

求められる場所

FIA規格

- FIA規定に則る大半のレース
SFI規格

- Level 20 : Dragster、Funny Car 

- Level 15 : スピード記録およびその他のDragsterレース 

- Level 5 : 北米で開催されるその他のレース

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FIA 8856-2018
ブーツ・グローブの規格
FIA & SFI 規格

 

 

有効期限

FIA8856-2018認証に基づくレーシングブーツ・グローブの製造日から10年

求められる場所

FIA: FIA 8856-2018の規則のもとおこなわれる大半のレースと一部の地方・地域レース( FIA 86)。

SFI: 北米で開催されるレースの大半(3.3 20: タイプ ドラッグレーシングシリーズ)。

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FIA 8856-2018 & 8856-2000
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SFI Spec 3.3/20

 

ヘルメットの規格

 

FIA 規格

FIA規格 はF1向けに作られた歴史の長い規格です。ヘルメット向けのFIA規格は、大きなクラッシュでその有効性が証明され、FIA権威のもとかどうかに関係なく、今後より多くのシリーズに拡大することが考えられます。FIAのラベルがついたヘルメットはSNELLの耐久テストをパスしており、さらにもっと激しいテストも通過しています。未加工のカーボンと高吸収ライナーを使ったシェルの組立を提案しています。 全てのFIA ヘルメットは FHR認証です。

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FIA technical list n°33 (ヘルメット - FIA 8860)
FIA technical list n°49 (ヘルメット - FIA 8859)
FIA technical list n°41 (ヘルメット/FHR - FIA 8858)

 

規格そして有効期間

最も有名な認証のリスト
 

求められる場所

FIA  :   Formula 1、GP2、GP3、WTCC、GT、WRC、WECおよびその他の国際カテゴリー

詳細

www.fia.com (FIA)
www.stand21.fr

FHRの規格

基本的な安全基準である規格は、様々なレースで参加者(レーサー、ドライバー、クルー、救護隊など)に提供されています。これらの規格を決定する統括組織は、製品が安全マークを得るために受けなければならないテストのリストを作っています(火炎にさらされる長さ、製品やコンポーネントへの加圧、様々な衝撃へ様々な角度からの耐久性など)。製造メーカーからそれぞれの製品のサンプルが複数(サイズ、オプションなどにより)、統括組織が承認するテスト研究所に送付され、製品が全ての要件を満たした場合、認証が与えられます。FHRシステムの中で最も一般的で最も厳しい規格の概要をご覧ください。

FIA規格からの抜粋

FIAが承認する頭部拘束装備の着用が、国際レースにおいて全てのドライバーと交代ドライバーに義務付けられています。

ご注意ください!FHRシステムの使用義務は突然決定されることがあり、安全性と快適性の観点からFHRシステムの直前の設置や専門家以外の人間による短時間での設置は推奨されません。そのため、必ず、レースを統括する連盟に確認して下さい。

規格そして有効期間

FIA 8858-2010およびFIA 8858-2002規格に則る制度には今のところ終了期限はありません。
SFI 38.1規格採用の制度に関しては、製造元であるHDIのサイト:www.hansdevice.com およびSFIの定義をご覧ください。

求められる場所

FIA規格 :   FIA規定に則る大半のレース
SFI規格 : 北米で開催の大半のレース

詳細

www.fia.com (FIA)
www.smf.org (SNELL)
www.stand21.fr

 FIA 8858-2010

 FIA 8858-2002

 SFI Spec 38.1

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FHRとテザー、ポストアンカー、ヘルメットの装着コンビネーション

FIA 8858-2010 前頭部拘束器具(FHR)規格に従う、FHRとテザー、ポストアンカー、ヘルメットの装着コンビネーションの全てをご覧ください。このマトリックスをご覧になるには、まずFHR / テザー(マトリックスの左側)もしくは、ヘルメット‐ポストアンカー(マトリックスの右側)からご覧下さい。矢印は左側で使用が認められたコンビネーションが右側で認められたコンビネーションと組み合わせて使用できることを意味しています(逆も可能)。

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